新規会員募集開始&研究部会発足告知!
2023年10月5日
特定非営利活動法人日本核シェルター協会は、今後のシェルター整備の状況を鑑みて、協会の基盤をより強固にするために、新規会員の募集を開始します。また、有事にとどまらず、日本特有の自然災害や気候風土に対応できるシェルターを検討する研究部会を協会内で発足する予定です。研究部会の詳細は後日プレスリリースを出します。
今後のシェルター整備を鑑みて新規会員の募集を開始
先般お伝えしたとおり、シェルター議員連盟の皆様が当協会のモデルルームとショールームに視察に訪れました。
諸外国に比して遅れていたシェルター整備も進んでいくと思われます。そうした中で、今後のシェルター整備を鑑みて、協会の基盤をより強固にするために、新規会員の募集を開始します。日本核シェルター協会は2003年に発足し、日本において一定の水準を満たした核シェルターの普及を目的として活動をしています。
活動の中心は、核シェルターの先進国、スイスの核シェルターの建設基準を参照しつつ、日本の風土に適した構造やスペース、建設時のノウハウなどを会員向け定期講習会を通じて学ぶことになります。また、スイスの核シェルターに関する最新情報を会員間で共有するなど、核シェルターに関する情報の共有も活動の中心のひとつです。
当協会の会員向けテキスト
一方で、核シェルターで使用する設備や備品などをメーカーと共同で開発、あるいはメーカーの新製品の開発に協力やコンサルティングを行っています。こうした活動の中で、今後は日本特有の自然災害に対応できるシェルターや、日本の風土に適した核シェルターの研究開発なども進めていきます。
当協会では、スイス仕様の核シェルターのモデルルームを造りましたが、竣工して半年近くが経過し、日本におけるシェルターのあり方に関して、課題が見えてきました。
各種研究部会を発足。今後のシェルター整備に備える
たとえば日本特有の自然災害。そもそも核シェルター自体は地震や火山噴火、台風、竜巻には非常に強く、対応できます。しかし、津波や洪水といった水害への耐力は担保できておりません。そこで、協会内で自然災害に対抗できる構造を研究する研究部会の発足を予定しています。(詳細は後日プレスリリースを出します)
また、高温多湿で季節による気温や気候の変動が激しい独特の風土に適した核シェルターの研究も進めていきます。核シェルターは鉄筋コンクリートのハコで、まさしく「コンクリートが人を守る」ですが、単純に堅牢なハコだけではなく、災害も含めて、日本の特有の風土に適した環境が必要になります。
当協会では、これらの研究を推進していくにあたって、会員によるさまざまな研究部会を発足して研究を進めていきます。
当協会ではこれらの研究を進めていくにあたり、協会の基盤をより強くするため、新規会員を募集します。ご入会をご希望される方は下記からお申し込みください。
また、当協会にご関心のある方は下記アドレスまでお問い合わせください。
北にロシア、北西に北朝鮮、北西から南西にかけて中国。核兵器を保有する強権国家に囲まれた日本は世界で最も危険な地域のひとつであると言っても過言ではありません。さらに地震をはじめとする多彩な自然災害も目の前にあります。
当協会は命を守るための核シェルターの普及に努めると同時に、核爆発の被害から防御できる核シェルターに必要な諸条件を会員に共有し、さらに水害対策の研究も進め、Civil Defense(民間防衛、国民保護)の一翼を担います。
事務局
特定非営利活動法人 日本核シェルター協会
2003年に発足し、今年で設立20年を迎えるNPO法人です。一定の水準を満たした核シェルターの普及を最大の目的としています。
本件に関するお問い合わせ先
特定非営利活動法人 日本核シェルター協会 本部・事務局
〒305-0032 茨城県つくば市竹園2丁目13番地30 >MAP
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YouTube:https://www.youtube.com/@Shelter_Kyoukai