認証制度について
当協会が定める認証制度は、日本国内に普及する核シェルターに対して、その品質の高さをを証明するために制定した認証制度です。核シェルターは核攻撃等によって発生する放射線をはじめ、爆風・熱線及び閃光・電磁パルスに対しても防御できるものでなければならず、その性能を有した正しい核シェルターの普及のため、現在世界に広く普及しているスイス政府の基準と、これまで協会として核シェルター建設で蓄積したきた技術・知識を融合して、新たに制定した世界基準の認証制度となります。
評価基準
Evaluation Standard
当協会が定める認証制度の評価基準は、核シェルターとしての機能から望まれている換気設備、防爆ドア、室内の気密性といった、基本的な要件を満たしている地下型シェルターの構造のうち、地表面の状態によって種別されています。
完全独立地下型核シェルター 耐1バール
等級 | SS |
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耐圧 | 耐1バール |
説明 | 建物が併設されない完全に独立したタイプの核シェルター。1バール=100kPaの過圧に対応。 |
建物併設型核シェルター 耐1バール
等級 | S |
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耐圧 | 耐1バール |
説明 | 建物が併設されている核シェルター。1バール=100kPaの過圧に対応。 |
一部地上型核シェルター 耐1バール
等級 | A |
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耐圧 | 耐1バール |
説明 | 天井面、壁面が1部地表面上。1バールの過圧に対応。 |
認証書・認証銘板
Certificate
会員が建設された核シェルターは検査終了後に、当協会の定める評価基準に合わせて認証書と認証銘板を発行いたします。
認証書
認証銘板