緊急告知!7/12(水)16:00~17:30 第1回 ウェビナー開催
シェルター連続講座 第1回「スイス民間防衛仕様核シェルターの基礎知識」
2023年6月28日
特定非営利活動法人日本核シェルター協会は、来る7月12日(水)の16:00~17:30に第1回特別セミナー「シェルター連続講座 第1回~スイス民間防衛仕様核シェルターの基礎知識」と題して、核シェルター先進国であるスイスの核シェルターに関するウェビナーを開催します。核シェルターに関する基本的な知識から、5月にオープンした当協会のモデルルームの仕様、さらに3月と6月に訪問したスイスの核シェルターと民間防衛に関するレポートまで、第1回目はシェルターに関して基本的な知識を中心に、幅広く解説します。
‘シェルター’の正しい知識を伝えるセミナー
特定非営利活動法人日本核シェルター(以下、当協会)では、この夏から秋にかけて「シェルターと民間防衛」に関するセミナーを連続して開催します。
シェルターになじみの薄い日本では、核シェルター(Nuclear Shelter)、放射性降下物シェルター(Fallout Shelter)、ストームシェルター(Storm Shelter)などの区分が周知されていません。最近では、核シェルターを安易に考えている業者が増え、エビデンスが不明な ‘核シェルター’が増えています。核シェルターを名乗るのであれば、どのクラスの核爆発であればどの程度の範囲でどの程度の過圧があるのかなどのエビデンスをもとにして、過圧実験や耐熱実験、放射線照射実験などが必要になりますが、エビデンスや実験結果が不明な‘核シェルター’が見られます。一方で、緊迫する東アジア情勢によって、日本においてもシェルターの整備が急務となっており、危機感を覚える自治体から早急なシェルター配備を要望する声があがっています。
こうした状況におきまして、一定の水準を満たしたシェルターの普及を目的とする当協会としては、有事にしっかりと耐えうるシェルターの要件とはどのような仕様なのかを、広く一般市民や自治体関係者、防災関係者にわかりやすく説明する必要性を強く感じました。そこで、『The Effects of Nuclear Weapons』(3rd Edition)をはじめとする各種研究・レポートを背景として、核シェルター先進国のスイスで1963年以降複数回にわたって出されている建設指針(TWP、TWO、TWK)や、FEMA Risk Management Series『Design Guidance for Shelters and Safe Rooms』などをもとにして、正しいシェルターの知識を平易に伝えるセミナーを開催します。
シェルターの基礎知識からスイス訪問レポートまで
今回の連続セミナーは夏から年末にかけて全5回を予定しています。内容としては、核シェルターに関する基本的な知識から、スイスをはじめとする欧州(NATO含む)の核シェルターの仕様、スイスの核シェルター訪問レポート、またスイスでの民間防衛組織の担当者へのインタビューレポート、さらには当協会のモデルルーム仕様、今後オープンする予定の当協会のシェルターソリューションショールームの紹介など、多岐にわたります。
7月12日(水)開催の第1回ウェビナーでは、①核シェルターの基礎知識、②世界各国のシェルター事情比較、③スイス民間防衛仕様核シェルターの紹介、④スイスの核シェルター訪問レポートを紹介します。第1回ということもあり、核シェルターについてほとんど知識がない方から、シェルターを何件か設計した経験のある方まで、幅広くご満足いただける内容とする予定です。シェルターにご興味・ご関心のある方の積極的な参加をお待ち申し上げます。
事務局
特定非営利活動法人 日本核シェルター協会
2003年に発足し、今年で設立20年を迎えるNPO法人です。一定の水準を満たした核シェルターの普及を最大の目的としています。中心となって立ち上げた企業はスイスと50年以上の付き合いがあり、世界で最も核シェルターが普及しているスイスの情報を保有しています。
本件に関するお問い合わせ先
特定非営利活動法人 日本核シェルター協会 本部・事務局
〒305-0032 茨城県つくば市竹園2丁目13番地30 >MAP
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YouTube:https://www.youtube.com/@Shelter_Kyoukai

