Q.本当に核攻撃に対応できますか?
A.対応できますが、条件によって異なります。
スイスの核シェルターは、爆風による過圧を1バール(100kN/㎡)と設定していて、この1バールに耐えられる構造を仕様としています。
この爆風による過圧1バールの範囲というのは、広島型の原爆で例えると爆心地から800m地点となり、つまりこの800m以上離れた地域で耐えられるという仕様になります。(実際は様々な条件により範囲は変動します)。
ちなみに長崎型で例えると爆心地から900m、100ktの核兵器の場合は空中爆発だと爆心地から1.5㎞(地表爆発だと1.2㎞)です。尚、バンカーバスターなどの直撃には対応できません。
詳しくはこちらの記事もお読みください。>「核シェルターは本当に意味がない!?よくある誤解を徹底解説」