YouTubeチャンネル開設&モデルルーム映像公開!

2023年6月21日

茨城県つくば市にスイス民間防衛仕様の 核シェルターのモデルルーム をオープンした特定非営利活動法人日本核シェルター協会は、YouTubeチャンネルを開設しました。

最初の動画としてモデルルームの様子をアップしております。今後もスイス民間防衛仕様に基づいた核シェルターの話題をアップしていく予定です。

当協会が参照するスイス民間防衛仕様とは?

特定非営利活動法人日本核シェルター(以下、当協会)は5月にスイス民間防衛仕様の核シェルターのモデルルームを茨城県つくば市にオープンしました。日本ではなじみの薄い核シェルターですが、スイスではあらゆる建物に核シェルターが設けられています。個人住宅はもちろんのこと、学校や図書館などの公共施設や、オフィス、病院など、1967年以降に建設されたほぼすべての建築物に核シェルターが設けられています。

スイスの核シェルターの基準は厳格に規定されていて、核攻撃時の4種の影響である、「爆風」「熱線」「初期放射線」「残留放射線(誘導放射線、放射性降下物)」を防ぐ仕様となっています。スイスの民間防衛仕様には、学校など、自治体の公共シェルターや住宅に採用されている耐1バールという規格と、行政機関やインフラなどに採用されている耐3バールという規格があります。今回当協会がオープンしたモデルルームは、スイスで最も普及している耐1バールになります。

風速約405mの爆風、熱線、放射線、残留放射線を防ぐ!

耐1バールとは爆風による過圧の単位になりますが、この1バールという圧力は風速に換算すると約405m/sになります。台風の猛烈な風が風速54m/sですので、想像を絶する風圧です。
広島型の原爆の場合は爆心地から800mの地点、長崎型の原爆の場合は爆心地から900mの地点での過圧レベルとされています。

ちなみに、北西の某国が所有している100kt(キロトン)クラスの水爆の場合は地表爆発では爆心地から1.2㎞、空中爆発では爆心地から1.5kmの地点が1バールの過圧レベルになります。西の某大国が所有している1Mt(メガトン)の水爆では地表爆発では爆心地から2.6㎞、空中爆発では爆心地から3.2kmの地点です。

当協会が参照したスイス民間防衛仕様耐1バールとは、この1バールの過圧に耐え、なおかつ熱線・熱波を遮り、初期放射線を防ぎ、中性子線に起因する誘導放射線から防護し、攻撃後に空中を浮遊する放射性降下物の被害から逃れる構造になります。YouTubeチャンネルでは、このスイス民間防衛仕様耐1バールのモデルルームを公開します。モデルルームの取材も受け付けておりますので、是非ともお問い合わせください。

特定非営利活動法人 日本核シェルター協会
事務局

モデルルーム所在地

茨城県つくば市竹園2丁目13番地30 >MAP


スイス基準の核シェルターモデルルーム

特定非営利活動法人 日本核シェルター協会

2003年に発足し、今年で設立20年を迎えるNPO法人です。一定の水準を満たした核シェルターの普及を最大の目的としています。中心となって立ち上げた企業はスイスと50年以上の付き合いがあり、世界で最も核シェルターが普及しているスイスの情報を保有しています。

本件に関するお問い合わせ先

特定非営利活動法人 日本核シェルター協会 本部・事務局

〒305-0032 茨城県つくば市竹園2丁目13番地30 >MAP

お問い合わせフォーム

HP:https://www.j-shelter.com/

Twitter:https://twitter.com/Shelter_Kyoukai

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