濱本 卓司 著「内藤多仲の構造診断書を読む: 時代を先取りした振動計測技術」発刊!
当協会顧問である濱本 卓司 東京都市大学名誉教授の著書「内藤多仲の構造診断書を読む: 時代を先取りした振動計測技術」が本年12月13日に発刊されます。濱本先生は、当協会も参加している「災害大国日本における有事に備えた地下シェルターに求められる性能・仕様の在り方検討ワーキンググループ」の座長を務めており、当協会の既存地下施設シェルター化研究部会の座長でもあられます。
本書籍は下記よりご注文いただけます。(12月13日発売 予約受付中)
Amazon.jpへ
濱本 卓司 著「内藤多仲の構造診断書を読む: 時代を先取りした振動計測技術」
9,800円+税(B5判 356ページ)
<作品概要>
「耐震設計の父」「塔博士」として知られる早稲田大学教授・内藤多仲。彼が戦後まもない時期から約20年間にわたって、数多くの建築物のほか、鉄塔・インフラ施設・タンク等の工作物の振動計測を行い、構造健全性や耐震診断を評価した103件の「診断カルテ」を紹介する。
内藤の活動は、現在実用化が進みつつある建築物及び土木構造物の構造ヘルスモニタリング技術の先駆けと言える先端研究であった。内藤が残した膨大な資料を再発掘し、少子高齢化、人口減少、空き家問題などが深刻化する日本社会において、今後必要となる構造物の診断技術に有効な教訓を読み取る。
<著者について>
濱本 卓司(はまもと・たくじ) 東京都市大学名誉教授
1975年 | 早稲田大学理工学部建築学科卒業 |
---|---|
1981年 | 同大学大学院理工学研究科博士課程修了。工学博士,一級建築士 |
1986-1988年 | イリノイ大学に客員研究員として留学(2年間) |
1990年 | 武蔵工業大学助教授 |
1996年 | 同大学(2009年東京都市大学に校名変更)教授 |
1999年 | 日本建築学会賞(論文)を受賞 |
2016年 | 東京都市大学退職 |
2017年 | 日本海洋工学会中西賞を受賞 |
主な著書
『建築構造のための力学演習』(共著,鹿島出版会),『わかりやすい環境振動の知識』(共著,鹿島出版会)など
(画像・説明引用元:早稲田大学出版部 https://www.waseda-up.co.jp/cat699/post-879.html)
日本核シェルター協会
事務局