国光あやの衆議院議員が当協会の核シェルターモデルルームを視察。

自民党の国光あやの衆議院議員が、当協会の核シェルターモデルルームをご視察されました。国光議員は医師でもあり、国立病院機構災害医療センターでの医療経験、そして厚生労働省に勤務されていた経験もあって、医療問題や介護問題にも精力的に取り組まれている方です。そして当協会の本部があるつくば市を選挙区にする議員でもありますので、一度ぜひ見学にお越しいただきたいと願っておりました。

国光あやの衆議院議員 視察

当日は、シェルター内はもちろん、シェルターに必要な設備や最新ソリューションをご案内し、熱心に聞いてくださり多くの質問もいただきました。さすがは医師ということで、避難生活におけるメンタルケアを気にされており、この点は当協会としても重要な課題と認識しておりますので、この点でもお力添えをいただきたいところです。

見学の後は、当協会理事長の池田と意見交換を行いました。一つには、公共シェルターの財源の問題についてどうするのか?様々な考え方や課題があると思います。丁度、今週理事長をはじめ協会スタッフがスイス視察から帰国したところでもあり、スイスの現状も共有いたしました。

国光あやの衆議院議員 意見交換

余談ですが、今回の渡航で聞いた話でユニークなのは、スイスのスピード違反の取り締まりは非常に厳しく、罰金にいたっては所得に応じた金額が科せられるそうです(大富豪であれば罰金が数千万なんてことも!)。もちろん、これを日本にもという話ではありませんが、単純に消費税による徴収で財源を確保するようなことではなく、新たな税制改革も必要になるかと思います。

公共のシェルター整備には、ハード面、ソフト面ともに様々な課題があります。それらを解決するためには、多方面の専門家や関係各所の方の協力が不可欠です。今回の国光議員のご視察も大変有意義な時間となりました。心より感謝申し上げます。

今後とも、皆様からのご支援とご協力を賜りながら、公共のシェルター整備に努めてまいります。引き続き、よろしくお願い申し上げます。

日本核シェルター協会 事務局

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