4月27日東京建築士会のセミナールームにて、入会希望者に向けたセミナーを開催しました。

このセミナーでは、当協会の活動の趣旨や活動内容を知って頂くことはもちろんのこと、核シェルター建設に関する基礎知識も身に付けていただくことを目的としています。

まずは日本と世界の核シェルターの現状を比較し、普及の重要性を理解していただいた上で、特にスイスにおいて、なぜシェルター建設に詳細な仕様が決められているのか？について説明させていただきました。

核攻撃による爆風や放射線といった「4+1（フォー・プラス・ワン）」の影響の種類や、被害シミュレーション結果を掲示し、これらの影響の恐ろしさを知っていただきました。

その上で、これらの影響から身を守るために必要な建築構造の基礎的な部分を説明することで、この仕様の重要性を少しでも実感していただけたのではないかと思います。

世界的にみても核シェルター建設の体系化がしっかりと整っているのがスイスです。今回は先般調査のために現地に赴いた際の情報も取り入れながら説明させていただきました。

今後もこちらのセミナーは開催していきたいと思いますので、日程が確定した際には当ホームページや公式Twitterでご案内いたします。