シェルター議員連盟総会にて、当協会の会員向けテキスト「核シェルター建設指針 基本設計編2024年版」を報告。
建設指針について説明する顧問の 奈良林 直 東京科学大学特任教授
当協会は、令和6年12月20日に開催された「シェルター(堅固な避難施設および地下利用促進議員連盟」の総会に参加し、当協会が今年9月に発刊した会員向けテキスト「核シェルター建設指針 基本設計編2024年版」について、その概要を報告いたしました。
ご存知の通り、先島諸島では日本政府により地下シェルター整備計画が進められております。例えば石垣市では、市役所隣接の敷地に防災公園を建設し、その地下に500人収容の地下シェルター建設を計画しているようです。
このような動きは、今後先島諸島に限らず、他の地域の自治体にも広がりをみせることが予想されます。そう考えると、この初期段階での整備計画の内容が、今後の基準作りに大きな影響を与えることになります。
このことを踏まえると、今回の総会には国会議員だけではなく、シェルター整備に携わる関係省庁の方々も多くご出席されておりましたので、当協会のグローバル基準を参照した建設指針について、ご説明する機会をいただけたのは、大変有意義なことであります。
当協会としましては、引き続き政府・自治体など関係機関と協力しながら、より安全な地下シェルターの普及に取り組んで参ります。
代表の古屋圭司議員(左)、幹事長の片山さつき議員(右)
日本核シェルター協会
事務局