当協会の会員である株式会社イー・アール・エスの皆様が核シェルターモデルルームを見学

見学される株式会社イー・アール・エスの皆様

見学される株式会社イー・アール・エスの皆様

当協会の会員企業である株式会社イー・アール・エス(東京都中央区)の皆様が、当協会の核シェルターモデルルームを見学されました。今回の訪問は、新たに設置された国産メーカー製の換気装置や防爆扉などのシェルター設備を見学するとともに、同社社員の中でこれまで見学の機会がなかった方々を対象とした勉強会として実施されたものです。

同社は、不動産に関わる幅広いリスクマネジメントサービスを提供するコンサルティングファームです。自然災害に関するリスク評価や対策支援に加え、土壌・建物環境リスク、さらにはエネルギー最適化に関する評価・提案においても豊富な実績を有しており、災害リスクの高まりやエネルギー問題への関心が高まる昨今、同社の包括的な取り組みは一層注目を集めています。

先島諸島における調査研究業務

同社は内閣官房からの受託により、先島諸島における特定臨時避難施設の整備に関する調査研究業務も手がけています。これは、2024年6月に内閣官房より提示された「特定臨時施設の技術ガイドライン」との整合性を踏まえながら、現地で設計を進める企業様の業務を円滑に進めるための助言や支援、そしてその効果検証を行う重要な役割です。

当協会の会員として活動されている企業様が、日本政府の進めるシェルター整備の最前線で重要な役割を果たされていることは、大変心強いことであります。

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国産の特殊扉「BOUNCEBACK」(株式会社イトーキ)を体験

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今回の見学を通じて、同社の皆様にとって核シェルターに関する理解を一層深める機会となれば、当協会としても大変意義深いことと受け止めております。引き続きこういった企業様のご活動を積極的に支援してまいります。

日本核シェルター協会 事務局

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