当協会の理事である務台俊介氏(元衆議院議員)が「シェルター議員連盟」アドバイザーに就任

議員連盟総会で報告される務台俊介理事
この度、当協会の理事であり、元衆議院議員である務台俊介氏が、6月4日の「シェルター(堅固な避難施設)および地下利用促進議員連盟」(以下、シェルター議員連盟)総会にて、古屋圭司議連会長の指名によりアドバイザーに就任したことをご報告いたします。
シェルター議員連盟とは
シェルター議員連盟は、有事の際に国民の命を守る「避難施設(シェルター)」の整備を推進するために、令和4年に設立された自民党の議員連盟です。これまで日本では、シェルター整備は諸外国に比べ大きく遅れをとっていましたが、近年の国際情勢の変化や自然災害の多発を受け、整備の重要性が改めて重要視されてきました。
こうした背景のもと、シェルター議員連盟は、官民問わず広く有識者からの意見を聴取し、内閣総理大臣宛てに提言書を取りまとめ、政府の累次の整備方針に先導的な役割を果たしてきました。務台俊介氏は、シェルター議員連盟発足以来、議員連盟の事務局長を務め、議員連盟の活動を支えて来ました。
務台俊介氏のこれまでの履歴
務台氏は12年にわたり政治の第一線で活躍し、内閣府大臣政務官(防災担当)兼復興大臣政務官、環境副大臣兼内閣府副大臣(原子力防災担当)などを歴任。政治家になる以前も、茨城県総務部長時代にはJCO臨界事故に地元自治体の立場で対応するという経験も経て来ました。
総務省消防庁防災課長、総理府安全保障会議事務局参事官を含め、防災・危機管理分野において、豊富な知見と実績を重ね、国会議員の立場を離れた後も、2025年2月のウクライナシェルター視察、同年5月のスイス核シェルター視察を企画、参加するなど精力的に現場対応を重ねてきています。
加えて、地方創生や教育・福祉、国土構造・防災危機管理など、社会の根幹を支える幅広い分野に取り組んでおり、数多くの議員立法を手掛けるなど政策形成に尽力してきました。
議員連盟アドバイザー就任による期待
ライフワークとして危機管理や防災に深く関わって来た務台氏は、経験に基づき幅広い視点を有しています。シェルター整備という今日的な課題においても、現場の実情から政策的な視点を見据え、政府の立場や制度面にも精通していることから、現実的かつ的確な提言やアドバイスが期待されます。
当協会としましても、務台理事の議員連盟アドバイザー就任を一つの契機と捉え、シェルター議員連盟と積極的に連携し、議員連盟の活動を専門的立場から支え、政府のシェルター整備推進により一層貢献して参る所存です。
引き続き、皆さまのご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。