災害対策に活用できるドローン事業!当協会会員である株式会社三和技巧が「Japan Drone 2025」に出展

株式会社三和技巧が販売する「SwissDrones」のヘリコプター式大型ドローン
当協会の会員企業である株式会社三和技巧(福岡県・北九州市)は、従来より上下水道・ガス・電気といったライフライン整備を中心に、安全と衛生の基盤を支える建設事業を展開されております。こうした社会インフラの整備は、平時はもちろん有事においても重要な要素であり、地下シェルターの運用にも深く関わる分野です。
今回幕張メッセで開催されている「Japan Drone 2025」(外部リンク)に、同社のドローン事業の一角をなすヘリコプター式大型ドローンの実機が展示されましたのでご報告いたします。
地下シェルター分野にポリウレア事業で参画
同社のグループ会社であるアーマライニングス株式会社では、構造物を強靱化するポリウレアコーティング材を取り扱っています。このポリウレアは、9.11以降米国のペンタゴン(国防総省)をはじめとした重要施設の外壁にも塗布されている特殊樹脂です。当協会としても、このポリウレアは地下シェルターの防護性能を強化するために重要な役割を果たすものと期待しております。
地下シェルター運用に期待されるドローン
そして同社が新たに本格展開しているのが大型ドローン事業です。平時における物流としてはもちろん、災害時の捜索や救助活動、物資輸送など、災害対策としても欠かせない技術として注目されています。
今回の展示で注目されていたのはスイスの無人航空機メーカー「SwissDrones」のヘリコプター式大型ドローンです。長時間の飛行が可能で、これまで有人で行ってきた業務の一部を代替えできるとして期待されています。
地下シェルターの分野では、放射線をはじめとした有害物質に汚染されたエリアにおいても、人が近づくことなく捜索や救助が可能となり、さらに通信の中継機としても活躍できるでしょう。
同社は北九州市と協力しながら次世代インフラを活用した社会貢献を目指しており、さらに24時間運営の北九州空港をドローンの拠点とする整備も進めております。
当協会といたしましても、地下シェルターの建設や運用に活用できる同社のような先進的な取り組みを、引き続き支援し広く社会に発信してまいります。