NHKニュース番組「いば6」にて、株式会社イトーキが開発した民間防衛用地下シェルター向け特殊扉が取り上げられました。

当協会会員である株式会社イトーキが開発した、民間防衛用地下シェルター向け特殊扉「BOUNCEBACK(バウンスバック)」についての取材が、NHKニュース番組「いば6」内で放送されました。9月30日の同社プレスリリース時に既にお知らせした通り、こちらの特殊扉は当協会の核シェルターモデルルームに設置が完了しており、会員をはじめ政府・自治体関係者、メディアに公開を開始しております。

NHKニュース番組「いば6」株式会社イトーキ取材

この特殊扉「BOUNCEBACK(バウンスバック)」の性能を改めてお伝えすると、これまでのグローバルスタンダードな防爆扉の性能(耐衝撃、放射線遮蔽)はもちろんのこと、気密水密性も有しており、さらに手や指を巻き込まないよう操作性や安全性にも配慮されています。このようなマルチな性能を持つ特殊扉は、人災だけでなく、自然災害の多い日本で今後大きな活躍が見込まれます。

今回の動画の中でも扉を簡単に開閉する様子が映し出されております。この軽さを動画でお伝えするのは少し難しいところですが、実際に開閉してみた感想はやはり「非常に軽い」です。そもそも、従来のグローバルスタンダードな防爆ドアを開閉したことがない方がほとんどだと思いますが、重さ1トンの鉄筋コンクリート製の扉を開けることはそれなりの力を必要とします。

それに比べると、この「BOUNCEBACK(バウンスバック)」は、より重厚で1.4tとさらに重いにもかかわらず、女性や子供、老人でもそれほど難しくなく開閉が可能だと思います。これは同社の持つ技術である、高性能ヒンジと据付精度の高さによるところです。

日本ではシェルターそのものが馴染みがなく、ほとんど普及されてないのが現状です。今後シェルターを普及させていくためには、このような先進的な技術が活かされた設備も同時に開発されていくことで、より一層その進みを加速させることができると期待しております。

下記のリンクから動画をご覧いただけます。

動画:NHK 茨城NEWS WEB「災害やテロから身を守る「地下シェルター」用の扉開発 つくば」

日本核シェルター協会
事務局

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