地下シェルター用国産換気システム「ATバリア」当協会ソリューションルームで公開!
画像引用:プロテクトアーツ株式会社プレスリリース(https://www.protect-arts.co.jp/images/news_release.pdf)
本年8月のニュースでもお伝えした、プロテクトアーツ株式会社により開発された地下シェルター用国産換気システム「ATバリア」の実機が、当協会のソリューションルームにて公開されました。同社は当協会の会員でもあるヤブシタ冷熱設備株式会社のグループ会社となります。
8月のリリース以降、「ATバリア」は海外でも注目を集めており、2024年11月3日に発売された米国のTIME誌「BEST INVENTIONS of 2024」でも革新的なシステムとして取り上げられたほどです。
画像引用:ヤブシタ冷熱設備株式会社 お知らせ『アメリカのニュース雑誌「TIME」にグループ会社の代表取締役社長である森の記事が掲載されました!』
当協会では、かねてからシェルター設備の国産化の必要性を訴えてきましたが、その理由としては、国家の安全保障の観点から、自立した生産体制を整えることが重要であるからです。
換気装置に限らないことですが、核シェルターに関する様々な設備についても、日本企業が保有する高度な技術を持ってすれば、信頼性が重視される国際市場での需要も見込めるでしょう。そして何よりも「世界中の人々の命を守る」という、人道的な貢献としても非常に意義深い取り組みだと考えます。
当協会としましても、引き続きこういった国産化の取り組みに貢献していきたいと考えております。「ATバリア」は既に当協会ソリューションルームに設置が完了し、会員をはじめ政府・自治体関係者、メディアに公開していきます。
日本核シェルター協会
事務局